いのは画廊アーカイブ

いのは画廊
後藤禎二展
2007年 9月12日(水)~9月22日(土) 会期終了

趣旨

後藤禎二(1903-1970)は戦前から戦後にかけて、生涯を写実画の制作に注ぎました。昭和初めにルーブル美術館でシャルダンの静物画と出会い、西欧の写実に追いつき、追い越そうと決意しました。戦後も画壇の潮流を無視するかのように、写実絵画だけを制作しました。画壇とも折り合いをつけず、売り絵も描かず、ひたすら納得するまで制作を止めませんでした。
そのため作品点数も少なく、河北倫明(美術評論家)や小高根太郎(鉄斎研究家)からは高い評価は得ていたものの、その画家の存在はほとんど知られてきませんでした。

作品

後藤禎二「赤い菊の花」
「赤い菊の花」 年代不明 油彩・画布
後藤禎二「赤い菊の瓶と馬鈴薯」
「瓶と馬鈴薯」 1950年代 油彩・画布

 

後藤禎二「木箱の上の鰊」
「木箱の上の鰊」1960年 油彩・画布
後藤禎二「銅器」
「銅器」1960年 油彩・画布

 

後藤禎二「バルトークの楽譜の前の馬鈴薯」
「バルトークの楽譜の前の馬鈴薯」 年代不明 油彩・画布
後藤禎二「裸婦立像」
「裸婦立像」1963年 油彩・画布

 

略歴・寄稿文

 

図録

(24ページ/図版22点)
挨拶文-後藤九(後藤禎二・長男/写真家)、文-岡部昌幸、小高根太郎(採録)