田村 宗立「花図」,明治期,80.3*22p,油彩・板 |
田村 宗立1846-1918丹波国園部(京都府北部)生。1855年京都で大雅堂清亮に南画を学ぶが、色彩画にひかれ、真言宗の画僧の大願和尚につき仏画を学び、僧名を宗立とする。写真に接し、実物写生を行うようになり、1864年に「果蔬図」を描く。粟田口病院に勤務した時にドイツ人・ランゲックに油絵を学ぶ。また横浜のチャールズ・ワーグマンにも学ぶ。1880年京都府画学校の創立に際し出仕となる。1889年明治画学館を設立。1901年関西美術会の結成に参加。晩年は日本画も多く描く。
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