2006年6月2日(金)~6月10日(土)
佐藤守男による乾漆とブロンズの彫刻展です。佐藤守男は国展で新人賞、新海賞などで評価を受けた後も、聖書や人間をテーマにした作品を着実に作り続けてきました。特に乾漆は、奈良期に仏像に用いられた技法ですが、佐藤守男はさらに改良した技法で一体ずつ作り上げていきます。ブロンズや木彫とはまた違う質感で温かみのある作品です。今回、約10年間発表してきた代表的な作品と小品を展示いたします(予定18点)。また展覧会パンフレット(カラー8頁・作品8点)を作成し配布します。
作品
佐藤守男
略歴
1957年 東京都葛飾に生まれる
1975年 東京都立両国高等学校卒
(千野茂・堀川恭に師事)
1988年 愛知県立芸術大学大学院修了
1996年 文化庁インターンシップ研究員
2004年 佐賀県美術展覧会(彫刻部門:審査員)
現在 国画会会員、キリスト教美術協会会員、日本美術家連盟会員、和泉短期大学助教授
個展
1996年 ギャラリー惣(銀座)
1999年 みゆき画廊(銀座)
2001年 日本橋三越
2004年 光画廊(銀座)
受賞歴
1992年 国展・新人賞
1993年 国展・新海賞
1996年 昭和会展・優秀賞
グループ展
1996~99年 昭和会受賞作家展(日動画廊)
1997~2001年 点展(ギャラリーせいほう)
2003~5年 環展(ギャラリーせいほう)
1999年 現代美術選抜展(文化庁主催)
2005~6年 新世紀の顔・貌・KAO―30人の自画像―2005(企画:中野中)
収蔵
笠間日動美術館
クラーク学園・和泉短期大学
日本基督教団相模原教会

