矢部 友衛

1892-1981

岩船郡生。1918年東美日本画科卒、渡米する。翌年渡仏し、ドニに師事。キュビズムなど新傾向の絵画にも影響を受ける。1922年帰二科展に立体派の作品を発表。アクションに参加、のち三科造型美術協会に参加。岡本唐貴らと造型を結成。1926年渡ソ。29年日本プロレタリア美術家同盟の委員長となる。戦後も岡本唐貴との共著『民主主義と総合リアリズム』を出し、その運動を提唱。

矢部 友衛「海に働く人々」 戦後作,水彩・紙 33*24p